PhocusWireによると、ルフトハンザ・インベーション・ハブが発表したレポートで、コロナ禍でも旅行観光分野におけるスタートアップの動きが活発であることが分かった。

地上交通、航空、宿泊、旅ナカ支援、検索/触発(inspire)/予約などの分野で事業を展開しているスタートアップ企業の数は2800社に上るといい、2020年から5%増となった。

また、それらの企業への投資額も2020年は前年比14%減の230億ドル(約2.5兆円)となったが、今年は440億ドル(約4.8兆円)に達するとの見通し。

昨年の投資では、特に空飛ぶタクシーや宇宙ツーリズム関連の航空分野が中心となり、全体の半分以上を占めたという。また、自動運転、電動車系の企業にも注目が集まった。

今後については、異なる交通手段を組み合わせるソフトウェアなどが先行していくという。