Travel Weeklyによると、アメリカン航空がSabreを相手に起こしていた訴訟で、アメリカン航空側がSabreの新しい検索結果の表示方法に対して求めていた一時差止措置が却下された。訴訟自体は継続する。
訴訟でアメリカン航空は、Sabreがデルタ航空の協力のもとで開発した「New Airline Storefront」の表示方法がデルタ航空を優遇する方向に偏っており、アメリカン航空との契約に違反していると批判。
また、デルタ航空との契約でセグメントフィーが廃止されて予約額に応じた手数料制となったことで、Sabreがデルタ航空便について旅行会社に払うインセンティブがアメリカン航空の同等の航空券で支払う額よりも高いことも阻止したいと考えている。
なお、デルタ航空はトラベルポートとも同様の契約を締結している。