Travel Off Pathによると、10月にメキシコのカンクン空港に到着した外国人旅行者数が110万人超となり、過去最高を更新した。米国からの旅行者を中心に需要が拡大し、これまで過去最高だった2019年の100万人強を超えたという。
カンクンを擁するキンタナロー州では、10月20日にトゥルムの街でギャングが関連する銃撃事件が発生し観光客2名が死亡。また、今月に入ってからもハイアット ジーヴァ リビエラ カンクン近くのビーチでギャング2名が殺害される銃撃事件があったが、旅行需要には大きな影響が出ていない模様という。
メキシコはコロナ禍でも観光客を積極的に受け入れる方針を貫いており、カンクン空港も通年で旅客数がコロナ前の水準を超える見通しとなっている。