Travel Weeklyによると、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は今年の旅行観光産業によるGDPへの寄与額が8.6兆ドルに達する可能性を示した。2019年の9.2兆ドルと比較すると6.4%減まで回復することになる。

2020年の寄与額は4.5兆ドルまで落ち込んだが、ワクチン接種が順調に進み、各国政府が渡航制限を緩和して隔離なしで渡航可能な旅行者が増え、ワクチンパスポートなどデジタル技術の活用が進めば回復も急ピッチで進むとの予測だ。

さらに、そうなった場合には雇用も5800万人分が増加して19年比1%減の3.3億人に戻るという。