Travel Off Pathによると、ルーマニアとハンガリー、そしてブラジルがノマドビザの発給を開始した。

コロナ禍でリモートワークが浸透しコロナ収束後も継続を希望する消費者が増えているなかで需要を獲得しようとするもので、ルーマニアは長期滞在ビザを6ヶ月ごとに更新可能できるようにし、ハンガリーは最長1年で延長可能なビザを発給。ブラジルは、有効期限1年で1回の更新を認める。いずれも勤務実態提出などの条件が設けられている。

ノマドビザはコロナ禍となって以降、各国が先を争って導入を進めているところ。欧州だけでもフランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、クロアチア、マルタ、エストニア、アイスランド、ギリシャ、チェコが導入済み、または導入を検討しているという。