HOTEL NEWS RESOURCEによると、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は2022年における米国の旅行観光産業のGDP寄与額が約2兆ドルとなりコロナ前を6.2%上回るとの推計を発表した。

オックスフォード・エコノミクスと共同で調査されたもので、ワクチン接種とブースター接種が現在のペースで進み、各国政府が引き続き入国制限を緩和していくいけば、国内旅行市場が1.1兆ドル超となってコロナ前を11.3%上回るとの予想。海外からの訪米旅行も1550億ドルとなり2019年比14%減まで回復すると見ている。

また産業内の雇用も1680万人となり、コロナ前を20万人分上回るという。

なお、訪米市場については、イースター期間の予約が前年比212%増と大きく増加するなど回復が顕著とのデータも示されている。