View from the Wingによると、アメリカン航空(AA)のパーカーCEOは3月16日、従業員に対し需要が大きく増加しており3月第2週だけで1日あたりの売上最高額の記録上位3日間をすべて更新したことを説明した。

これは、「AAが運航している座席数が依然として2019年よりも少ない」「国際線の利用は回復していない」「レジャーの割合が高く業務渡航は未回復」の状況であるにも関わらず達成されたものという。

こうした好調な状況は他社でも報告されており、デルタ航空も3月8日に過去最高を更新。さらに、Travel Weeklyによると、ヴァージン・アトランティック航空もグローバルセールス担当VPが今夏は「過去最高の夏になる」との予測を示している。

このほか、TTR Weeklyによると、エクスペディアでは入国制限の大幅緩和が発表されたシンガポールで海外航空券の予約が急増。3日間で倍増しており、ストックホルムが270%増、パースとチューリッヒも50%増などとなったという。