ウィンダムホテルズ&リゾーツは米国で黒人ホテルオーナーの増加を目的としたプログラムを発表した。
「BOLD(Black Owners and Lodging Developers)」と名付けたもので、教育などに加えて資本や運営上の支援も提供し、融資に向けて金融機関も紹介する。
米国のホテルオーナーのうち黒人の割合は2%以下で、黒人の起業率が約20%であるのに比べて非常に低い状況。またホテル業界の役員や幹部に黒人が占める割合も約1.5%に留まっている。
なお、ウィンダムは女性向けに同様のプログラムも展開。またマリオットも最近米国とカナダで黒人やヒスパニック、先住民、女性などによるホテル開発や所有を支援するプログラムを発表している。