HOTEL NEWS RESOURCEによると、英国旅行業協会(ABTA)が発表したレポート「Holiday Habits 2022」で、8月までの1年間に英国市民の45%が海外旅行を経験したことが示された。
2019年の70%には届かないものの、今年は実質的には3月に入国制限が緩和されて以降の半年間での実績で、急速に回復していることが分かる。
またかねてから報告されていた旅行会社の利用増も改めて数字に表れており、旅行会社で予約をした割合は全体では2019年の34%から36%へと微増となったが、5歳以下の子どもを持つ若い家族層では36%が54%となったほか、25歳から34歳の層も38%が55%へと上昇した。
コロナ禍のトラブルを経て安心感への注目も高まっている様子で、良い条件の保険を利用したとの回答が71%となったほか、契約条件を慎重に確認したが63%、ABTA会員で予約したも61%などとなった。
このほか、今後12か月以内の海外旅行意向は61%。外食やファッションなどの費用を抑えてでも旅行をしたいと考える人々も多かったという。