Aviation Weekによると、海運グループのMSCはイタリアのITAエアウェイズへの出資についてルフトハンザと当初コンソーシアムを組んでいたが現在はもはや関心を持っていないことを関係当局に通知したと発表した。

ITAは、イタリア政府が株式の3分の2程度を売却して民営化を目指しており、一時的にエールフランス/KLMやデルタ航空などのコンソーシアムと独占交渉が進められていたが期限切れとなり、ルフトハンザにも再び可能性が出てきていたところ。

ルフトハンザは11月初旬の時点で関心を維持していることを明かしていたがMSCの撤退についてはコメントを避けているといい、現在は新パートナーを見つけるか単独で進めるか両方の選択肢を検討しているという。