Breaking Travel Newsによると、ジャマイカのエドモンド・バートレット観光大臣はこのほど1億ドル(約137億円)の「ツーリズム・イノベーション・インキュベーター」プログラムの開設を明らかにした。

「観光を成長させるのはアイディア」との考えのもと、観光分野に影響を与えるような革新的アイディアを持つ起業家などの個人に対し有形無形のサポートを提供する。

また、世界各国の観光産業がコロナ禍のような危機に直面した際に影響を緩和、管理して迅速に回復できるようにすることを目指し2018年に設立した「グローバル・ツーリズム・レジリエンス&クライシス・マネジメント・センター」でも、すでに世界8か所にサテライトセンターを開設済みだが来年半ばまでにさらに日本、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ボツワナ、ルワンダ、ナミビアなど8ヶ所に新設する計画という。

なお、バートレット大臣は今年のツーリズムEXPOジャパンの観光大臣会合にも出席し積極的に発言。観光産業のレジリエンスのための基金設立も訴えていた。