月間訪問数が1000万件を超える航空専門サイトSimple Flyingはこのほど、2023年の航空会社の経営や航空業界について10項目の予測を発表した。

1つ目は「コストは高止まりするが黒字転換する」で、2つ目はそれに関連して「引き続き航空運賃は上昇傾向」。さらに3つ目では「昨年同様の遅延や欠航などの混乱発生」を予測した。

4つ目は「B777Xの更なる遅延」で5つ目は「A380の更なる運航再開」、6つ目は「A321XLRが型式証明を取得」。そして7つ目は「中国産航空機の注文増加」で8つ目は「100%SAF(持続可能な航空燃料)による大西洋横断」とした。

9つ目は「電気や水素を動力源とする開発の進展」を期待し、最後は「いくつかの新航空会社の誕生」を挙げた。新たな航空会社のひとつには、アラスカを拠点にB757で日本などアジアと北米との間の乗り継ぎ需要を獲得しようとするノーザンパシフィック航空も含まれている。