ADWEEKによると、米国の出版大手ハーストマガジンズは女性向けメディア「コスモポリタン」のブランドで昨年8月に開始していた旅行事業「コスモトリップ」からの撤退を決めた模様。

コスモトリップは、コスモポリタンの読者層であるZ世代とミレニアル世代をターゲットとし、「旅行までの数週間、必死にグーグル検索をしたりアプリをダウンロードしたり、何時間も画面にかじりつく必要がなかったバケーションプランニングの黄金時代」を取り戻す古典的旅行業の現代版を目指していた

ADWEEKの記事では、ハースト側はコメントを控えているものの、同事業を担当していたSVPが今年2月に退職。その後を引き継いだ体制のもとで方針が転換され、予約機能を排除してコンテンツを中心としたビジネスモデルへの切り替えが進められてきたという。