liveandletsfly.comによると、カリフォルニア州知事がホテルやレンタカー、デリバリーサービスなどの業界で横行してきた隠された手数料(hidden fees)を禁止する法案に署名した。

リゾートフィーなどを禁止して料金の透明性を高めることを目指しており、2024年7月1日から発効する。

こうした費用は、オンラインでの販売時に最初は明示されず、最終の購入段階やひどい場合には宿泊のチェックアウト時に必須の手数料として徴収されるもの。「ジャンク手数料」とも呼ばれ、またこうした販売手法は「ドリッププライシング」とも表現される。

米国では、このジャンク手数料に対してバイデン大統領が是正に意欲を示したり、超党派の法案が提出されたりして包囲網が狭まっているところ。ハイアットへの集団訴訟も起きている

このほか、BEAT of HAWAiiもハワイでのリゾートフィー問題の現状についてまとめる記事を10月11日に公開したばかりだ。

なお、米国以外でも英国では航空や鉄道の分野でのドリッププライシングが問題視されはじめている