アメリカンエキスプレス・グローバルビジネストラベル(AMEX GBT)はこのほど、2024年の航空運賃の動向を予測するレポートを発表した。
北米、南米、欧州、アジア、中東、豪州などの地域間の運賃についてビジネスとエコノミーの両クラスの見通しを示したもの。アジア発着を見ると、北米線のビジネスクラスで3.6%減、エコノミーで6.5%減となっているほか、欧州線もそれぞれ4.0%減と3.4%減。豪州線も5.1%減と3.4%減とした。レジャーのリベンジ需要が落ち着くことで運賃も値下がりに転じるとの分析。
ただしレポート内では国別の概要も触れられており、日本については海外旅行の需要回復と旺盛な訪日需要によって2024年も2023年ほどではないとしても増加傾向が続く可能性があると指摘している。
なお、アジア地域内の路線は3.0%増と3.1%増の予測。また北米内、欧州内の運賃なども微増の予想だ。