世界の旅行観光産業では、身体だけでなく目に見えない障害を含めたアクセシビリティの向上がビジネスチャンスとしても注目されているが、Travel Pulseによるとリゾート運営企業Karisma Hotels & Resortsが世界初という「自閉症コンシェルジュ」を施設に配置することを決めた。

自閉症の家族などと一緒に滞在する顧客をオンサイトでサポートする役割を担うもの。オンラインでホスピタリティ産業向けに自閉症対応のトレーニングと認証のプログラムを運営する企業との提携で実現した。

自閉症の人々とともに暮らすコミュニティは米国だけでも約2500万人に上り、旅行の意欲を持っていて自閉症フレンドリーな企業に対するロイヤルティの高さも確認されているという。