THE POINTS GUYによると、アコー傘下でライフスタイルホテルのブランドを複数展開するエニスモアが新たなロイヤルティプログラムを発表した。

その名も「Dis-loyalty」で、日本語では不忠、不義、不誠実といった意味。月18ドル、年間216ドルの費用を払うことで割引などの特典を利用できるもので、アコーのものを含めてこれまでロイヤルティプログラムで一般的だったポイントを貯めて宿泊に交換したりステータスが分かれていたりといった仕組みを廃止していることが特徴。

割引は「Best Flexible Rate」を基準に、新規開業ホテルなら50%、加入後に初滞在するホテルなら20%、ホテルでの飲食費の10%とし、365日例外なく利用できるのも強みとしている。また、ポイントも存在するが、2000ポイントが貯まった時点で次の利用時に自動的に40ユーロを割り引く。

どちらか言えば絶好調が報告されているeDreams OdigeoのPrimeのようなサブスクリプション形式の割引制度と考えられるが、ターゲット層であるミレニアル世代を意識し、複雑な仕組みを排除するとともに常に新しい体験を発見したい欲求を持つ人々の利用を期待しているという。