THE POINTS GUYによると、米国での家族旅行に関する調査で、ワクチンを接種していない家族はテーマパークを旅行先に選ぶ傾向が高い結果が出た。

今後12ヶ月以内にテーマパークやウォーターパークの訪問を計画しているか聞いた質問について、ワクチン接種済みの回答者は50%、1回だけ接種を終えている回答者は59%が「はい」と答えたのに対して、未接種の層では70%となったという。

ニューヨーク大学ジョナサン・M・ティッシュ観光ホスピタリティ研究所の教授は、ワクチンを接種していない層が人混みを避けようとすること、あるいはこれまでのコロナによる多くのアトラクションの閉鎖が大げさだと不満を感じていること、ウォーターパークではマスクを着用できないことなどを理由の可能性として挙げている。

なお記事では、テーマパーク側はコロナ対策に力を入れているが、「反ワクチン主義者たちの避難場所」として目立つようになると、今後の業績にも影響が出かねないとの意見も紹介している。