The Moodie Davitt Reportによると、国際空港評議会(ACI)はウクライナ戦争やサプライチェーンの問題などのリスクを指摘しつつも、2022年の世界全体の航空旅客数が2019年比25.6%減にあたる68億人に達するとの予測を示した。コロナ前の予測に比べると33.1%減。
国内線は2023年の後半に2019年水準を回復するとした一方、国際線は2024第2四半期頃を予測している。
国別では、コロンビア、メキシコ、ナイジェリアなどは上半期ですでに2019年を超えており、13%減の米国、18%減のスペイン、20%減のブラジルなども順調に回復している。一方、遅れているアジア太平洋は通年でも45.5%減までしか戻らず、完全回復は中国などの入国要件次第では2025年にずれ込む可能性もあるとした。