HOTEL NEWS RESOURCEによると、Expediaが米国市場における夏の旅行需要見通しを発表し特に海外旅行への意欲が高まっている傾向が示された。

6月から8月にかけての航空券の検索数は前年から25%増となったが、特に欧州やアジアへのフライトについては3桁の増加。都市別では国内でニューヨークやロサンゼルス、海外でカンクンやロンドン、ローマなどが変わらず人気だが、長距離の都市の伸び率で見ると最も注目が高まっているのはオークランド、香港、大阪、ダナン、ハノイの順となった。

日本は昨年の受入再開以降、常に伸び率の上位に入っているといい、今夏の検索数は大阪が592%増とほぼ7倍増となったほか、東京も290%増、京都は265%増などとなっている。

なお、日本を含むアジア太平洋地域の需要回復については、Trip.comもレポートを発表

また、FOCUS TAIWANによると、1月と2月に台湾を出国した旅行者の数は前年の8.5万人から約135万人へと大幅に増加したが、このうち4割近い51.9万人は日本を訪れたという。