コロナ禍を経てクルーズ旅行への需要が高まっているが、Cruise Hiveによるとこの勢いは衰える兆しも見せていないとのこと。

年明けには多くの船会社が過去最高の売上を更新したが消費者の関心は高止まりしたままで、船会社各社のウェブサイトへの今年の訪問数は前年比15.6%増で推移。例えば新興のヴァージン・ヴォヤージュは104.8%と2倍となり、5月も前月比で20%の上昇を記録。一方、セレブリティとノルウェージャンもそれぞれ前年から36.8%増、33%増となっている。

こうしたなかで旅行会社側の販売意欲も高まっているところで、英Travel Weeklyによると英国ではこれまで見られたことのないレベルにまで達しており、クルーズ業界側もこれに応えて過去最大の業界向けプログラムを展開予定という。

クルーズ業界全体では、今年の乗客数は2019年比で6%増の3150万人となり、さらに2025年には3720万人へと増加する予想が示されている