Daily Mail Onlineによると、コッツウォルズのベネツィアとも呼ばれるボートン・オン・ザ・ウォーターに旅行者が押し寄せて住民感情を悪化させている。
記事のタイトルは「我々の美しいまちはテーマパークではない!」から始まり、自撮りに夢中の旅行者に「そこをどけ」と住民が怒鳴る事態となっていることを紹介。
具体的には、約4700人の住民に対して最大で1日あたり1万人が押し寄せ、ピークの7月と8月には住民の私道にまで駐車したり交通ルールを守らなかったりしているといい、記事中では「中国人か日本人のような旅行者が最近勝手に庭に入ってきて窓越しに手を振ってきた」との例も。
一方で小さな町として「観光がなければ存在できない」との認識も少なからず共有されているといい、そこで暮らしている人々がいるということを認識し節度と敬意を持って振る舞ってほしいとの願いも示されている。
こうしたオーバーツーリズムの問題を巡っては、人数制限や入場料/観光税などの徴収といった施策の導入が進んでいるところだ。