Hotel Managementによると、アメリカン・ホテル&ロッジング協会(American Hotel & Lodging Association、AHLA)が新たに実施した調査で、会員ホテルのうち人手が不足していると回答した割合は67%となった。昨年5月の82%よりは改善しているものの依然として高い状況。

特に全体の12%は深刻な人手不足により日常業務にも支障が出ているといい、部門別ではハウスキーピングでの人員確保が最大の課題となっているという。

これに対して待遇の改善も続いており、過去半年間で給与を引き上げたホテルは全体の82%に上り、12月の段階でホテル業界の平均給与は時給23.91ドルとなって過去最高を更新。また59%は勤務時間の柔軟性を高めたほか、33%は福利厚生を充実した。給与の伸び率は米国全体の平均を上回っているとのこと。

しかしそれでも72%が採用活動で十分な成果を出せていないと回答。ホテル1軒あたりの求人件数は平均9件で、昨年1月の7件から増加したという。

なお、人手不足は米国あるいはホテルに限らず世界の旅行観光産業全体の問題となっているが、こうした状況下でテクノロジー活用が進んだり採用できないのであれば自ら育成するといった新しいアプローチが始まったりもしているところだ。