Mix Meetingsによると、香港コンベンション&エキジビションセンター(HKCEC)はこのほど、5Gを活用するスマートロボット「キャプテンC」を導入した。HKCECはこのほど全館で5G通信が可能となっており、これに合わせて最近のイベントでキャプテンCのテストをし、採用に至ったという。
キャプテンCは5GネットワークとAI技術を活用し、自ら移動しながら360度の4Kカメラや赤外線カメラで周囲を観察。煙や火を探知するセンサーも搭載する。さらに体温が高い来場者やマスクを着用していない来場者を確認した場合には、即座に警備室に通報する仕組みも備えている。
HKCECでは、2019年から5年間で1.28億ドルを投じて設備や施設をアップグレードする計画が進められているところとのこと。