質問を入力すると自然な言語でAIが回答してくれ、しかも要望に応じたプログラムを書いてくれたり議論のようなやり取りもできたりと性能が高そうだと日本でも話題になっているChatGPTだが、海外では旅行業界メディアなどでも注目が高まっている。

例えばSkiftは「旅行産業の未来は」などと聞いた結果を伝える記事を公開。テクノロジーの活用や持続可能性、責任ある観光、シェアリングエコノミーなどのキーワードを押さえた回答が示されたことを驚きとともに紹介している。

またSkift MEETINGSでは、イベント企画の各段階における活用可能性について、例えば招待メールの文面作成例などを紹介。実用的であることを具体的に示している。

ただし、日本語にも対応しているためTRVLWIREでも実際に登録して試してみたところ、感想としては「微妙」。文章はごく自然でまともそうなことを言っているのだが実は中身がなかったり、同じ質問なのに雑で的外れな回答が返ってきたり。日本語は英語に比べると制度が低いのかもしれない。

とはいえ、逆に言えば何度か試せば当たりを引く可能性はあり、またSkift MEETINGSのようにクセを理解したうえで人力との組み合わせで使える場面を探すのは一つの手かもしれない。

ちなみに、米国の航空・マイル系ブロガーの間では「エミネムスタイルでユナイテッド航空をディスるラップを書いて」などと悪ノリする人物も出てきている。