HOTEL MANAGEMENTは7月25日、ホテルのデザインや設備のトレンドについて紹介する記事を公開した

挙げられているのは20点で、サステナビリティやウェルネスなど旅行観光産業全体のトレンドのほか、ミニマリズムの対極としてのマキシマリズム、ただ見た目が良いだけでなく顧客にとって意味のあるデザイン、遊びや探検のベースキャンプとしての役割、色味の変化、アクリル製家具、ジムの大型化、客室内でのフィットネス、地域との関わり、ファッション業界の「クワイエットラグジュアリー」、リモートワーク対応、自然な素材の活用、カラフルなカーペット、美術館クラスのアート、パーソナライゼーション、多目的スペースなどのキーワードが紹介されている。

一方、Hotel News Resourcesはホテル向けコンサル企業が最近見られたクリエイティブな増収策を紹介。コートヤード・バイ・マリオットが屋内プールをゴルフシミュレーターに作り替え飲食の販売も増やしている例や、道の駅のように地域の特産品を販売する例、プールサイドのチェアにQRコードを付けて予約や注文を簡単にできるようにする例、プールなどの施設をデイユースできるアプリに参加した例、客室や駐車場の時間貸し事例、地方の施設が周辺住民にコインランドリーを利用可能とする例が取り上げられている。

さらにTRAVEL PULSEは客室内の設備やエンターテイメントが多様化し洗練されてきていることを紹介する記事を公開。例えば照明やカーテンなどを操作できる音声アシスタント機能や、ARを活用した施設案内、VRのエンターテイメントコンテンツ、AIを活用した映画などの推奨、宿泊客のスマホなどの端末との連携、さらに今後の新たな可能性なども説明されている。