Bloombergによると、シンガポール政府はドイツとブルネイに続くトラベルバブルを年内に開始したい考えだ。
シンガポールでは、「ワクチン接種完了トラベルレーン(Vaccinated Travel Lane、VTL)」の名称で、ドイツとブルネイからの入国についてワクチン接種完了を条件に隔離を免除している。
先月の開始以降、VTLは順調に運用できているといい、現在はこの拡大のため欧米などいくつかの国と交渉中で、年内に新しい相手国を発表できる見通しという。
一時はシンガポールとトラベルバブルを交渉していた豪州は11月から国境開放へ大きく舵を切ることを決めたが、シンガポールは段階的に進めていく方針だという。