PhocusWireによると、Trip.comグループの2021年第3四半期決算で、収益は8億3100万ドル(約944億円)となって第2四半期から9%減少した。また、調整後EBITDAも1億4400万ドルから8400万ドルに減少した。
ただし、国際線の予約は第2四半期から40%増と大きく回復。欧州と米国での伸長が追い風となったという。スカイスキャナーの航空券予約も前年比で2倍、前期比で35%増となった。
また、業務渡航のTMC部門は5300万ドルで第2四半期の6000万ドルを下回ったものの、2019年比では1%増となっており、顧客基盤の拡大や商品構成の最適化が奏功しているという。