Travel Weekly Asiaによると、シンガポールのチャン・ブラザーズ・トラベルはこのほど、ドイツへのツアーの発表に合わせて旅行者の不安を軽減し、旅行中のリスクを最小化するための対策を公表した。

「Travel Safe, Travel Smart」と名付けたもので、まず無償でのキャンセルや返金の柔軟性を約束。また、参加者が感染が判明した場合、出発前なら最大2500シンガポールドル(約20万円)、旅行中であれば最大5万シンガポールドル(約408万円)を支払う。

一方、接客についても、ウェブサイト、メール、メッセージアプリ、ビデオまたは音声での通話と多様な選択肢を提示。出発前のブリーフィングもバーチャル形式、または録画を選べるようにする。

このほか、旅行中については、グループのサイズを最大20名とし、マスクや手指消毒液などのキットを無料で配布。利用するサプライヤーもWTTCのSafeTravelsプロトコルを遵守するパートナーに限定する。移動や飲食時の除菌や換気、距離の確保も徹底する。

また、出発前の申請手続きや書類作成を確実にし、全員の出発14日前までのワクチン接種も確認。出発後も、検温を毎日2回実施したり、訪問先の行動制限の注視してタイムリーに伝える。さらに経験豊富なツアーマネージャーが不測の事態にも素早く対応できるようにする。