AFARによると、OTAのHopperが予想する米国の航空運賃が秋に向けて下落傾向を示している。

8月もピークの5月に比べて25%減となって2019年並みとなっていたが、9月と10月の平均運賃も国内線が2019年比3%減の238ドルとなる見通し。夏の間の平均と比較すると37%減で、国際線も同様に夏の運賃から19%減の754ドルとなる予想だ。

米国ではもともと8月からショルダーシーズンに入って値下がりする傾向にあり、コロナ禍でこうしたパターンが完全になくなったとされていたが、ここに来て復活してきている可能性があるとしている。

また、ホテルの宿泊料金も落ち着いてきており、例えばハワイのマウイ島では1泊あたり夏から365ドル減の572ドルとなっているという。