TravelAge Westによると、ホストエージェンシーと呼ばれる旅行会社の参加に入って活動するトラベルアドバイザーの実態についてのレポートが公開され、2022年の平均年収は4万7179ドルだったことが示された。コロナ禍の2021年と比較すると42%増だったという。
調査は1700人超のアドバイザーを対象に実施されたもので、コロナ前の水準を回復できていないと答えた割合は23%に留まった。
一方、業界経験を持たずにホストエージェンシーと契約した人の割合が34%となっているため、アドバイザーとしての経歴が3年から5年を経過した頃に収入が大幅に増加する結果も示された。新人とベテランを比べると4倍の差があったという。アドバイザーの業界経験の中央値は5年で、年齢の中央値は54歳だった。
このほか、全体の49%が手数料を徴収していることも判明した。